7月の池袋オープンスタジオ特別編
「FAP.JP」メンバーのアガイ商事とジェットグラフのコラボレーション企画として「スタジオ撮影&作品プリントワークショップ」を開催いたしました。
1枠2時間制で前半の1時間はカメラマン池谷友秀氏の撮影ワークショップ、後半の1時間はファインアート紙を選んでプリント を皆様にご体験頂きました。
長年のブロンカラーユーザーでもある池谷友秀氏に、水を使った作品撮りを再現して頂きました。
モデルは池谷さんの写真集にも登場している、舞踏家の高橋理通子さん。
ミラーの上に大量の水を流して、瞬間を切り取ります。
大判プリントをするために画面の端までピントを合わせたいので、f16で撮りました。
この撮影の様子を、参加者様が動画で撮ってくださいました→コチラ
★ライティングポイント1
絞り込んだ撮影で大光量が必要、でも水を止める早い閃光時間も必要!
そのためbroncolorスコロ3200S x2台と、パルソツイン(バイチューブ)x1灯で2台分のパワーを使ってパラ222メインライトを作りました。
連写してもチャージが早くついてくる様子に参加者からも驚きの声があがっていました。
★ライティングポイント2
背景の1灯は絵の中にきれいなグラデーションを作りたいので、標準P70リフレクター(70度)ではなく、より挟角なP45リフレクターでスポットを作りました。
リフレクター1つ変えるだけで効果的なライティングが作れる豊富さもブロンの特徴のひとつです。
★ライティングポイント3
水モノの撮影、しかもミラーで映り込みもある、という難しそうな組合せですが黒で締めるところ、水の色を出すためのコツなど、池谷さんのわかりやすい解説で皆さんメモをとってとても興味深く聞いていました。
(参加特典なので詳しくは省略XXX また次回のチャンスをお楽しみに!)
また、合間にはブライス(人形)の撮影コーナーも用意しました。
芯を外したライティング、物撮りというよりは人物撮影を縮小、という池谷さん独特のこだわりも聞けました。
ジェットグラフ(株)からイルフォード、ハーネミューレの各種ファインアート紙とアガイ商事からフルボの用紙を用意し、ご自身の作品イメージに近いものを選んで頂きました。
やはり池谷さんの作品にも使われているハーネミューレの紙が人気集まっていたようです。
マンツーマンで用紙にあわせた設定をご説明しながら、プリントしていきました。
モニターは x-rite社のcolor munkiでキャリブレーションし、プリンタはEPSONのPX-5Vを使用しました。厚手のアート紙も問題なく対応できて、まさに作品プリント向き!です。
プリントイベントはFAPのフェイスブックで告知しています。次回は8/3(日)ポートレート専科にて。
アガイ商事では毎月オープンスタジオを開催していますので、ぜひお立ち寄りください。
※オープンスタジオを開催したこのブロンスタジオはレンタル利用もできます。
料金は1時間につき3,000円/税別(平日・第1.第3土曜の場合)と格安!
さらにスタジオレンタル時はカメラ・ストロボ・HMI・スタンド等の機材が半額!