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■電圧調光とコンデンサー調光の違いは?■

ブロンカラーの小型ジェネレーターセンソは、小さいながらも優れた調光システムを備えています。そのひとつ、センソの調光手段には電圧調光とコンデンサ調光の両方を使用しています。この2つの調光方法にはどんな違いがあるのでしょうか?


ある電圧で充電されたコンデンサの電気エネルギーを、キセノン放電管で光のエネルギーに変えること、これがストロボの仕組みです。 この時、光量は充電電圧と貯蓄電気量に比例し、この2つを変えることで自由自在に光量を変えられます。

コンデンサの充電電圧を変えて調光する方法を電圧調光といい、貯蓄電気量を変えて調光する方法をコンデンサ調光といいます。
電圧調光は電圧が高いほど大きなパワーになります。コンデンサ調光は、ストロボ内のコンデンサの数にパワーが比例します。

電圧調光の回路は比較的簡単で、小型化・軽量化が可能となり、生産コストが廉価になります。 従ってモノブロックストロボや簡易的な小型ストロボには電圧調光が多いです。
電圧調光での閃光速度は最大出力時に最も速くなります。

コンデンサ調光は、電気回路が自由に設計できます。高性能な大型ストロボになるとコンデンサ調光が多くなります。 ただし、小型化・軽量化が難しく、生産コストも高くなるという難点もあります。
けれどコンデンサ調光は、出力を変えても色温度がほとんど変わらないという大きな特性があります。 それに比べて、電圧調光は出力を変えると色温度が変わってしまいます。機種にもよりますが、おおよそ1絞りで±100K変わると言われています。
コンデンサ調光での閃光速度は光量が少ないほど速くなります。


新製品センソは、上記の電圧調光とコンデンサ調光の利点を生かし、軽量・小型・高性能を実現しているというわけです。

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