毎月開催の池袋オープンスタジオ、今月は第3土曜 午後に開催しました。
ブロンカラー スコロ3200Sでより早くなった閃光時間を活用して、水滴を止める撮影テストをしました。
シャッタースピード1/125 f16 ISO100
スコロ3200S 閃光時間 1/10,000秒(t0.1)
[拡大図]
早い被写体をしっかり止めたい!という撮影において、一概に水滴を止めるといっても水滴の大きさや落下の速さなどによっても、必要になる閃光の速さは変わってきます。
今回のセッティング、“グラスにワインを少しずつ注ぐ” においては1/8,000秒以上で十分に止まっていました。
スプレーを噴射するなどより細かい飛沫のときには、十分に速い閃光が必要です。
このように設定された出力値において最短の閃光時間を選び、瞬間をとめる撮影をする場合、スコロSシリーズ、ムーブ1200Lなどがお勧めです。
(スコロEシリーズや、グラフィットAでも設定値に違いはありますが可能です)
では、スコロSシリーズならではの別のカットも撮り、比較してみます。
先ほどの作例と“カメラの設定”や“ストロボの出力”を全く変えずに、“閃光時間”のみ変更します。
シャッタースピード1/125 f16 ISO100
スコロ3200S 閃光時間 1/375秒(t0.1)
[拡大図]
色が違うのは
閃光時間が早い→色温度が高くなる→青い
閃光時間が遅い→色温度が低くなる→赤い という違いのためです。
長い閃光のため、水滴は止まらずにブレていますね。
わかりやすいよう極端な例をだしましたが、例えば羽根や雪のようにふわふわとしたものが落下するとき、早すぎる閃光よりも少しだけ遅い閃光を使うほうが、よりふわっと落ちる様子が写真に表現できます。
閃光の速さで被写体の特徴を捉える!スコロなら簡単設定なのでぜひお試しください。
※関連記事 閃光時間t0.1とt0.5の数値の違い
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ボックスライトなど、ライティングも色々試しました。 ↑ フチの光のラインをボックスライトで
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来月の企画もお楽しみに!