・ライン河畔ケルン( ドイツ) で開催される「フォトキナ ワールド・オブ・イメージング」
・SIHL(シール/ インクジェット用紙の老舗メーカー)ドイツ工場
・高性能中判カメラ PhaseOne の本社(デンマーク)特別見学
豪華3本だての海外視察ツアーを実施いたしました!
現地で見た最新の情報をいくつかご紹介レポートいたします。
フォトキナ視察
各国のカメラ・写真関連メーカーがケルンに大集結!
broncolor ブロンカラー

数あるストロボメーカーのなかで、最大級のブース面積で多くの人で賑わっていました。
世界中の撮影用ライトメーカーが出展するフォトキナのなかで、大きく目立って元気な印象を受けました。
特に注目を集めていたのは、新製品
ブロンカラー LED F160

ブロンカラーの豊富なアクセサリーが使える、コンパクトなLEDライト。
これは良いね!と日本から見に来たお客様からも高評価でした。


broncolor LED F160
アクセサリーの着脱はストロボのランプヘッドと変わらず同様。
保護ガラスもついており、ヘッドの横にあるつまみでフォーカス/ディフォーカスも調整可能。
光効果にこだわる撮影にもこのLEDが活躍しそうです。
→フォトキナ会場で撮影したLED F160 見学の様子(動画/facebookへ) →ブロンカラーLED F160の紹介記事へ
もうひとつの新製品は、アーカイブや研究分野向けのシステム
Scope D50 スコープD50



broncolor SCOPE D50
この表面可視化システムは、ドーム内に組み込まれたLED48個による48枚の自動撮影しそのデータを生成するソフトで構成されています。
目に見えない表面の小さなディテールまで解析し、アニメーション化・デジタル的に調査するということが実現できます。
博物館、文化遺産のデジタルアーカイブ、研究機関の解析など、これからのアーカイブに活用されることを期待したい撮影&研究システムです。
→ブロンカラーSCOPE D50紹介記事へ
SHIL社見学
ヨーロッパ最大の老舗インクジェットコーディングメーカーSHIL社
本社はスイス(ベルン)ですが、大型の塗工機なども揃うドイツ工場を見学しました。

シール社は500年前から続く製紙会社としてスイスで製造を続け、現在も様々なインクジェット製品を提供しています。
空港でスーツケースを預けるとつけられるバゲージクレームのタグ、あの紙もSIHLだったり…
街中で目にする看板POPなどのサインに使われているあの紙もSIHLだったり…
生活のなかで目にするあらゆる製品を世界中に提供しているメーカー、それがシール社です。
他にない新しい製品開発や、環境にやさしい原料にこだわる製品づくりに力を入れており、
その理念は
インクジェット写真用紙SIHL MASTERCLASSにも生かされていました。

工場内は写真NG!(残念…)
インクジェットコーティングをする塗工機は「ダイアナ」など女性の名前を付けて工場勤務のスタッフから大事に扱われていました(笑)
PhaseOne社見学
デンマーク コペンハーゲンに移動し、フェーズワン本社を訪問 特別に内部を見学させてもらいました。


おしゃれで綺麗なオフィス内は、製品開発のブレーンチームが大勢働いていました。
新製品「XF IQ4 150MP カメラシステム」を実機をみせながら紹介。
裏面照射型の1億5,100万画素センサー
IQ4のCapture Oneの画像処理機能を搭載した「Capture One Inside」を実際に見せてもらいました。
プレビュー品質アップ、ライブビュー表示などできます。
ストレージはXQDとSDメモリーカード対応。接続はWi-Fi、USB、LANケーブルも使えるので10mなど長くもできます。

移動の合間にはドイツとデンマークを観光。
海外の暮らしの様子や空気感など、体験することで得るものも多くありました。
アガイ商事では、自分の目で見て触って体験してもらい皆様により良い情報が提供できるよう、このような海外視察ツアーを企画しています。
同行通訳や移動手段の手配やレストラン予約などはアガイ商事で行っていますので、海外経験の浅い方でも安心して視察に参加できます。
百聞は一見にしかず、次の企画にもぜひご期待ください。
ツアーに参加して下さった皆様、現地でご協力いただいたメーカーの皆様、ありがとうございました!